日常こそが行である

日々、やるべき事をやっていく日常こそが一番の「行」修行である。

いわゆる「難行苦行修行」などの非日常は、
その事に気付かせるための単なる通過点に過ぎないのである。

勘違いしてはいけないのである。

難行苦行修行などの非日常はディズニーランドみたいなものなのである。

生きている事(日常)こそが本当の意味での修行「行」である。

押忍       石黒康之

日常こそが行である

第12回全世界空手道選手権大会

第12回全世界空手道選手権大会

2日間たった今もなお、
昔、私が高校生の時(高1〜高3)に生観戦させて頂いた、
第17回全日本大会、
第18回全日本大会、
第4回全世界大会の後の様な余韻、
興奮が頭の中を未だ駆け巡っております。

(因みにこの3大会のチャンピオンは松井章奎館長。
この3大会の生観戦が私の高校卒業後の進路である、
総本部内弟子若獅子寮への入寮の決意を固めさせた事は言うまでも御座いません。)

今大会、本当に本当に素晴らしい大会でありました。

本当にありがとうございました。

この素晴らしき組織の一員としての誇りを感じます。

ありがとうございました!

押忍      石黒康之

第12回全世界空手道選手権大会

怒らざる愛

怒らざる愛は偽りの愛である、少なくとも浅き愛である
━━━━━━━━━━━━━━
内村鑑三(『代表的日本人』を著したキリスト者)
月刊『致知』より
 
致知出版社様メルマガよりシェアさせて頂きました。
 
押忍
怒らざる愛

上田幹雄選手

上田幹雄選手

世界一、本当におめでとうございます!

そして感動を本当にありがとうございました。

押忍^ ^

上田幹雄選手 上田幹雄選手 上田幹雄選手 上田幹雄選手 上田幹雄選手

見栄とプライド

見栄とプライド見栄とプライドの意味を
はき違えると人生が台無しに!
自分を大きく見せるよりも
自分を大切にする生き方を!

【見栄とプライド】

自分を大きく
見せようとする段階で
人はうそをつく

- 志村けん -

プライドを
持っている人は、
かっこいいと思いますよ。

ただ、プライドを
高く持ちすぎていると、

それをへし折られた時、
ショックがものすごく
大きい。

自分をよく見せようと
カッコつけるのも同じで、

背伸びすればするほど、
失敗した時に受ける
ダメージが大きい

- 蛭子能収 -

見栄を無くせば、
意外と裕福に暮せる。

- ながれおとや-

プライドだとか
恥ずかしいとか、

そんなつまらないことに
こだわらないで

仕事も恋愛も自分から
どんどん扉を叩くの。

そうすれば、
もっともっと新しい扉が
開いてくるわよ

- 加賀まりこ -

若い人たちの話を
聞いていると、

大した「経験」も
しないうちに

ちょっと
考えすぎなんじゃないの、
と思います。

何か任されたら
あんまり深く悩まずに
やってみるという
ことです。

若いうちほどプライドは
捨てたほうがいいですよ。

プライドって、
歳をとっていろんな経験を
積んだからこそ
生まれるもの。

若いうちのプライドは、
その経験をする
邪魔になってしまう。

だから、いまは
プライドを捨てなくちゃ

- 大久保佳代子 -

プライドのない人間の方が
成長出来るんですよ

- 村上信五 -

見栄とプライドの意味を
はき違えるな

- ブッダ -

見栄を張り続けて
失敗する人たちとは?

■ 見栄は必要ない!?

一流と称される人たちは、大なり小なり皆自己顕示欲が強いので、虚栄心とプライドが一般の人たちよりも強いといわれています。ですので、成功した彼・彼女らを見ていると、見栄とプライドは必要なのではないかと思ってしまいますよね。

しかし、栄光というのは、そう長くは続きません。やがて終わりが来ます。成功してから死ぬまでの間に成功し続けた人というのは、本当に一握りでして、たいていの人は活動範囲を縮小することを余儀なくされます。それでもまだいい方です。

例えばスポーツ選手は、必ず引退しなければなりません。引退後にGM職やコーチ、監督として残れるのは限られています。ここで少しショッキングな事例を紹介させてください。

■ 現役引退後に自己破産するスポーツ選手が急増中!

世界最高峰と称されるプレミアリーグは、トップ選手となると月収が1億円を軽く超えます。スター選手の普段の生活は、我々日本人には想像もつかないくらい華やかですが、引退後もそのまま続けてしまうと大変なことになります。

事実、引退した元プレミアリーグ選手の5人に3人が現役を退いてから5年以内に自己破産しています。すでに自己破産した選手が3万人を超えているのだとか。そんなこと言われても信じられませんよね?。

■ 華やかな生活がやめられない!

現役時代に誰もが羨むくらい稼いでいたスター選手も、引退してしまうと当然のことながら次の月から給料はゼロです。引退したその年に仕事に就けたとしても現役時代と蔵別と極端に収入は少なくなってしまいます。その収入に合わせた生活を出来る人は全く問題ありません。

しかし、引退後も華やかな生活が忘れられず、見栄を張って現役時代並みの豪遊生活を続けてしまうと、次第に生活が困窮します。この時点で反省すればまだ救いようがあるのですが、現役時代から始めていた事業や投資による収入があると、「まだなんとかなるだろう」と高をくくってしまうのだとか。

事業で成功するのは至難の業です。引退後最初の数年は上手くいっても、継続するのは本当に大変です。あてにしていた事業が傾くと追い打ちをかけるように、トラブルが多発します。

■ 生活が荒れて破綻まっしぐら!

事業も早めに畳めば傷も小さくてすんだはずなのですが、いかんせんプライドが高いため、失敗を認めることができません。どんどん損失が膨らみます。そして、生活も荒れてくるので家庭も崩壊し、離婚による高額な慰謝料や養育費など巨額の出費を余儀なくされます。

これはプレミアリーグのサッカー選手に限ったことではなく、一時代を築いた世界中のセレブたちが似たような傾向にあります。最近はSNSでプライベートを公開する芸能人やスポーツ選手、実業家が増えていますよね。中には話題づくりのために大金を投じる人も少なくありません。

このため、見栄を張る機会がいたずらに増えてしまい、今後も自己破産するセレブたちが増えると予想されています。

■ 一般の人たちの間でも見栄消費に苦しめられている人たちが急増中!

見栄を張って自らを苦しめているのはセレブだけではありません。一般の人たちの間でも急増しているようです。とある研究機関の調査によりますと人は年収700万くらいから、「自分を金持ち」と思い始める傾向があるそうです。

このため、高級腕時計、高級バック、高級車、高級スーパーでの高級食材など余計な浪費をし始めるのだとか。確かに年収700万円もの収入があれば、それなりの生活が出来そうに思えますが、手取りにすると大体40万円前後です。

これで住宅ローンを中心に複数のローンを組めば毎月の生活はあっという間に苦しくなります。しかし、周囲を見渡すと大体同じような生活をしているので、見栄を張っている意識がないので、浪費がとまらないのだとか。

■ 働き方改革の影響でさらに厳しい状況に!

これから怖いのは働き方改革によって、企業側がより一層従業員の残業を抑える傾向が加速することが予想されているので、残業代が月給に占める割合が高い人ほど一気に収入が減ってしまう危険性があるのだとか。

米中貿易戦争がさらに激化し、中国の不動産バブルの崩壊、ブレグジットなどによる影響から、2019年は世界経済が昨年以上に厳しい状況になる可能性が高いだけに、身の丈に合った生活を心掛けたいものです。

【画像】 Pinterest

【動画】「億万長者から自己破産するプロスポーツ選手」

大変お手数ですが、こちらの動画は
下のリンク先のページからお願いします。

http://www.xn--hoq928acpilvnv8ky6pbuf.jpn.com/article/454616458.html

魂を揺さぶる言葉たち様Facebookページよりシェアさせていただきました。

押忍

見栄とプライド

産まれてくる前の記憶

【ママに笑ってもらいたかったから】

小林正観さんの心に響く言葉より…

私はこの40年間で、3歳児の子どもたち24人に会って話を聞いてきました。

子どもたちのなかには、この世に生まれてくる前のこと、生まれてきたときのこと、そしてなぜ生まれてきたかという理由まで、はっきりと覚えている子がいます。

私の講演会に来てくださった親御さんからそんな子供の話を聞いたとき、次の日におうちを訪ねてその子どもに会って話を聞いた。

その人数が24人だったのです。

そうした子どもたちが話すことには、明らかに1つの共通点がありました。

「生まれてくる前に、雲の上から下界を見下ろしたら、さびしそうにしている女の人が見えた」

「その女の人は、男の人にいじめられたり、年をとった別の女の人にいじわるをされていた」

「この女の人の話し相手になりたい、励ましたい、なぐさめたいと思ったら、気がついたら、その人のお腹の中に入っていた」

「いつも楽しそうな女の人が見えたので、一緒におしゃべりをしたいと思ったとたん、お腹の中に入っていた」

子どもたちは生まれる前に雲の上からお母さんの姿を見ていたのです。

場面や表現はそれぞれ違いますが、さびしそうにしているお母さん、旦那さんやお姑さんにいじめられているお母さん、いつも楽しそうにしているお母さんなどの姿を見て、励ましたい、話がしたい、一緒にいたいと思ったとたんに生まれてきたと、子どもたちは語ってくれたのです。

ここでも、子どもたちの話に出てくるのはいつもお母さんばかりです。

お父さんはほとんど出てきません。

出てきたとしても、お母さんをいじめたり困らせたりしているシーンばかりです。

この話からも、子どもはお母さんの感情の影響は受けても、お父さんの感情の影響は受けないことがわかります。

私の講演を聞いた人で、1年で30人の子どもを訪ねて話を聞いてまわった人がいましたが、その内容もほぼ同じでした。

親子の関係というものは、じつは子どもがこの世に生まれる前から決められている。

しかも、お母さんを励ましたり、話し相手になったり、一緒に楽しみたいと思って生まれてくる。

そういうことがわかると、お母さんは、イライラしたり、ガミガミ怒鳴ったりすることはできなくなるはずです。

私が話を聞いた24人の子どもたちもみんな、お母さんととても仲がよかった。

いがみ合ったり言い争いをしたりしている親子は1組もいませんでした。

お母さんが子どもに、生まれてきてくれたことへの感謝の思いをもっているからでしょう。

頭ごなしに怒鳴ったり、命令したりすることはいっさいありません。

親子とはこうあるべきだ、子どもはこう育てるべきだ、という観念論とは違います。

子どもが自分を元気づけるために、自分のもとに来ることを決めて生まれてきたのだということがわかったら、怒鳴ったり、怒ったり、イライラしたりなど、自然にできなくなってくるということです。

そのことがわかったら、さらに子どもの延長上には夫がいることがわかります。

夫もまた、一緒にいまの家庭を築くようにと決めて、生まれてきたのです。

一方、夫のほうも、自分はこの妻を支えるようにと運命を決めて生まれてきたのだと知れば、夫婦でいがみ合ったり、ケンカをしたりすることもなくなるでしょう。

同じように、その延長上に親族、友人、知人、ほかに縁のあった人たちもみな、つながっているのがわかります。

そこから、人間どうしのつきあい方も見えてきます。

もとからつながりがあって出会ったのだとわかれば、人間どうしの接し方、おつきあいの仕方もわかってくるでしょう。

『人生は4つの「おつきあい」』サンマーク出版

産婦人科医の池川明氏は「体内記憶」の日本の第一人者だ。

たくさんの著作があるが、その中に…

『私は産科医として、母子の心身に健やかなお産を模索するうち、子どもたちに「胎内記憶」(子宮にいたときの記憶)があることに気づきました。

私の調査によると、小さな子の約2割に、胎内記憶があります。

さらにその前の記憶、つまりお母さんに宿る前のことを覚えている、というお子さんもいます。

子どもたちは、「雲の上のようなところでのんびり過ごし、どのお母さんのもとに生まれるか、自分で決めて生まれてきた」と語ることが多いのです』「神さまがくれたひとすじの道」(サンマーク出版) より

『生まれる前の記憶を調査するうち、私は不思議な「記憶」と出会うようになりました。胎内記憶、誕生記憶にとどまらず、「お母さんのおなかに宿る前」について語る子供がいるのです。
幼い子どものファンタジーと思われるかたもいるかもしれません。

ところが、不思議なことに、子どもたちが語る世界は、細かい部分は違っていても、いくつかの共通するイメージがあるのです。

おなかに宿る前は、「雲の上」のような、ふわふわとして安らぎに満ちた世界で、自分と同じような子どもと一緒にいたこと。

天使や神さまのような存在に、優しく見守られていたこと。

そして、自分の意思で生まれることを決め、お母さんを選んで、この世にやって来たということ、などです。

たとえば、子どもたちはこんなことを語っています。「雲の上には、数えきれないくらい赤ちゃんがいっぱいいて、天使みたいに羽がついているの。

リーダーみたいな天使がいて、その人は赤ちゃんにはならない天使で、『お母さんを選んでいい』って教えてくれるの」「お空から見ていて、あの人がいいなと思ったら、おなかに入るんだよ。ママはベランダにいたから、飛んできて入ったよ」「優しそうなお母さんを見つけて、おじさんに『あの家がいい』と言った。それで生まれてきたんだよ」「空の上から、弟と一緒にお母さんを見ていたよ。ぼくが『先に行くね』と言って、生まれてきたの」。

子どもたちがお母さんを選ぶ理由は、それぞれ異なります。

「優しいお母さん」「かわいいお母さん」が人気ですが、「寂しそうなお母さん」「泣いているお母さん」を選ぶ子どももいます。

そういう子どもたちは、「ぼくが来たら、ママはさみしくないかなと思ったの」「ママに笑ってもらいたかったから」と、語っています。』「子どもはあなたに大切なことを伝えるために生まれてきた。」 (青春出版社)より

体内記憶の世界では、父親の本来の役割は、重要な任務を帯びている妻を支えるため、手助けするためにこの世に生を受けたという。

平塚らいてうが言う「元始、女性は太陽であった」という言葉がある。

まさに、アマテラス神話を持ち出すまでもなく、女性はかつて太陽神であった。

子どもがこの世に生まれてきた理由…

それが、

「ママに笑ってもらいたかったから」。

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押忍

勘違いな正義は厄介

【「自分が正義」の人に振り回されない方法】

精神科医、片田珠美氏の心に響く言葉より…

世の中には「自分が絶対正しい」と思い込み、周囲の意見などまるで聞かない人が本当に大勢います。

●「自分の意見が正しいんだ!」という主張を変えず、部下の話などまるで聞かない上司

●何でもすぐに「他人のせい」「周りのせい」にして「自分が悪いのかも…」とは微塵も思わない友人

●「自分は常識人」と思い込み、価値観が合わないと「あの人は非常識だよね」「モラルがない」と文句を言う人

●自分の知識や経験だけが「正しい」と信じ込み、他人が持ってきた情報や意見には「それって違うよ」「本当はそうじゃないんだよ」と上から目線で否定する人

…など、例を挙げればキリがないほど、世間は「自分が絶対正しい」と主張する人たちであふれかえっています。

「自分が絶対正しい」と主張し、他人を振り回す“加害者”がたくさんいれば、当然のごとく、その“被害者”も大勢います。

「自分が絶対正しい」という人たちは、往々にして「自分に甘く、他人に厳しい」ので周囲は本当に迷惑します。

そんな迷惑な存在には近寄らないのが一番ですが、仕事の関係者、友だちづきあい、ご近所のコミュニティなど「嫌でも、近づかざるを得ない」という方が多いでしょう。

そんなとき、あなた自身が被害者にならない(あるいは被害を最小限に抑える)ためにも、「自分が絶対正しい」と主張する人に関する「知識」「考え方」「具体的な対応策」を知っておかなければならないのです。

被害者になりやすいのはどんな人でしょうか。

一言で言うなら、それは「いい人」です。

素直で純粋、他人に親切で、相手を気遣うタイプ。

責任感が強い人も被害者になりやすいでしょう。

たいてい「いい人」というのは、相手の言うことを信じやすく「ちょっと違うんじゃないかな…」と心の中で思っていて、「〇〇さんの言いうことなんだから、きっと間違いないだろう」と相手を尊重してしまいます。

普通に考えれば、それはすばらしい人柄、人格です。

しかし、そんな「いい人」ほど、「自分が絶対正しい」と主張する人にとっては格好の餌食(えじき)になってしまいます。

残念ながら、「いい人」では世の中渡っていけないのです。

そこで、本書では「ちょっとだけ悪人になってみよう」と提案します。

これまでの「純粋でいい人」から、ちょっとだけ悪人の要素を入れて「プチ悪人」になるのです。

“ちょっとだけ”疑いの目を持ってみる

“ちょっとだけ”相手の裏を探ってみる

“ちょっとだけ”反論してみる

“ちょっとだけ”上から目線で相手を見る

“ちょっとだけ”小馬鹿にしてみる

など、本当に些細でいいので「イジワルで、悪人の要素」を心に持つと、モノの見方・感じ方が変わり、コミュニケーションの仕方も変わってきます。

これまでは「腹が立つだけ」だった上司や同僚、友人に対しても、上から目線でちょっと小馬鹿にする視点を持つと「けっこう笑える存在」になったりします。

あるいは、「ちょっとだけ反論する」というコミュニケーションを身につければ、相手があなたについて抱く印象は、「何でも自分の言う通りになる存在」から、「ちょっとやっかいな相手」へと変わるでしょう。

このちょっとした変化が大事なのです。

そしてもう一つ。

プチ悪人になるにあたって、ぜひともやってほしいのが「分析ぐせをつける」ということです。

たとえば、「否認型」というものについて解説します。

端的に言うと、「自分に非があるからこそ、相手の問題点を過剰に攻撃する」というタイプです。

部下のミスに対し、過剰に怒鳴りつける上司に出会ったときには、

「あれ、この人、自分に非があることを知っていて、それを否認するために攻撃的になってるな…」

と相手のことを分析目線で観察するのです。

じつは、この「冷静かつ客観的に分析をする」という行為が、あなたのメンタルを守る上で、とても大事になってきます。

はっきり言って、「自分が絶対正しいんだ!」と激昂している人に何を言っても無駄です。

ただし、相手の怒りをそのまま受け止めてしまうと、あなた自身も落ち込んで、精神的なダメージを受けてしまいます。

そうならない方法として、オススメなのが「分析ぐせをつける」ことです。

どんなに相手が怒り狂っていたとしても、「ああ、この上司は否認型で、自分に非があることを追求されたくないから、過剰に怒っちゃってるんだなぁ…」と冷静かつ客観的に相手を観察するのです。

そうやって分析思考になれた瞬間から、あなたの感情は落ち着いてきますし、メンタル的なダメージをかなり軽減することができます。

絶対に忘れてほしくないポイントはやはり次の二つです。

1. プチ悪人になること

2. 分析ぐぜをつけること

『「自分が正義」の人に振り回されない方法』だいわ文庫

片田氏は、「否認型」の他には代表的なものとして「利得(りとく)型」があるという(本書より)。

『利得型は自分のメリットにとても敏感で、「損か得か」しか考えず、自分が損をする(あるいは、得をできない)となると徹底的に攻撃します。

理屈、常識、マナーなんてものが通用する相手ではないのです。

利得型に限らず「自分が絶対正しい」と思っている人たちはは一様にそうですが、「それが本当に正しいのか」「説得力があるのか」「根拠があるのか」なんてところは飛ばしてガンガン主張しまくるので、対処するほうは困ってしまいます。

なかでも利得型は「こうなれば自分に大きなメリットがある」という部分について、手段を選ばず、やりたい放題で意見を主張してくる傾向が強いと言えます。

きっとあなたの周りにも「自分の意見を通すために、すぐに怒る」という人が一人や二人いるはずです。

彼ら、彼女らは「怒れば周りが言うことをきく」ということを経験的に知っているのです。

特に日本人は「怒っている人と口論してまで、自分の主張を通す」ということをしない傾向が強いですから、このタイプにはじつに住みやすいコミュニティなのです。

レストランでも、ホテルでも「どうしてこんなことができないんだ!」「オレはこんなにも困っているんだ!」と大きな声で文句を言えば、それなりに丁重に扱ってくれます。

以前、あるレストランで「店員の態度が悪い!」と文句をつけている人を見かけたことがあります。

少し耳を傾けてみると結局、その人も「店員は自分に対してもっと丁寧な対応をするのが当たり前だ」「それがオマエの仕事だろう!」という「自分なりの正しさ」を強く主張していたわけです。

私が見る限り、怒鳴りつけるほどひどい対応だったとは思いませんが、「自分が絶対正しい」と思っている人にとって、そんな理屈、事実、一般常識は通用しません。

結局、店長が謝罪に来て、ワインを無料でサービスしてもらっていました。

ここでもまた、その人に利得があったというわけです。

もちろん、この人だって最初から「ワイン狙いでクレームをつけた」というわけではないでしょうが、利得型にしてみれば「してやったり」というところです。

こうして、この人は「ごねれば得をする」という成功体験を得て、ますます利得型の行動パターンに拍車がかかるのです。』

あるレストランで、「サービスが悪い」と怒鳴りまくっていた人が、「近くの〇〇という店では、ちょっと注意しただけで無料にしてくれたぞ」と言っていたのを聞いたことがある。

まさに、成功体験を得ると、その行動パターンが強化されるという実例だ。

普段、普通に話しているときに、相手を「分析する人」は周りから好かれない。

それは、分析することによって、冷静で客観的になり、あたたかさや、親しみ、かわいげなどがなくなってしまうからだ。

しかし、相手が極端に怒っているときや、偉そうに威張ったり、上から目線で話してくるような、気分が悪くなるような人と会ってしまったときには、「分析」はかなり重要だ。

客観的で、冷静になれて、自分の感情が乱されなくてすむからだ。

「自分が正義」の人に振り回されない方法を身につけたい。

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押忍勘違いな正義は厄介

子育て

【手塚治虫のお母さん】

小林正観さんの心に響く言葉より…

手塚治虫という人がいました。
漫画の天才です。
62歳で亡くなりました。
池田師範付属小学校というエリートの通う学校の生徒だったのですが、生徒もエリート、先生もエリートです。

あるとき授業中に、治ちゃん(本名は「治」)がノートに漫画を描いていた。
すると先生が見咎(みとが)めた。
「授業中に漫画を描いているとはなにごとだ」と。

当時は漫画は市民権を得ていませんから、怒られた。
そしてお母さんが呼び出しを受けた。

お母さんは帰ってきて、
「治ちゃん、今日学校から呼び出されて、先生に言われたんだけど、授業中に漫画を描いていたんですって?」
「うん、描いていたよ」
「どんな漫画を描いていたのか、ちょっと見せてちょうだい」

「いいよ」と持ってきた漫画を母親は何も言わずに、1ページ目から読み始めます。
そして、終わりまで読んで、パタッと閉じた。
そこで、
「治ちゃん、この漫画はとてもおもしろい。
お母さんはあなたの漫画の、世界で第一号のファンになりました。
これからお母さんのために、おもしろい漫画をたくさん描いてください」
と言った。

天才手塚治虫が誕生した瞬間です。
普通の親なら「何やってんのよ、あんたは」と怒ります。
しかし、手塚治虫のお母さんは違った。
描いた漫画を誉めてやることで、子どもの才能を引き出したのです。

子どもが伸びたい方向に伸びようとするのを、なぜ社会の常識や親の思いで潰すのか。

その芽をなぜ摘み取るのか。
世間はそこに、そろそろ気がついたほうがいいようです。

子育てとは、じつは難しくない。
子どもが伸びていきたい方向に伸ばしてやればいい。
逆にいえば、伸びたい方向に伸びていくのを邪魔しないこと。

『淡々と生きる』風雲舎

母親の力は偉大だ。
エジソン、アンデルセン、野口英雄、吉田松陰、そして、手塚治虫、それらの偉人たちには、
素晴らしい母親がいた。

そこには、「今のあなたのままでいいのよ」という母親の絶対肯定の愛情があったから…

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押忍