教えない、教え

ある夜、何かのお供で大山総裁とご一緒させて頂いている時の思い出、、、

☆総裁
「君、あの月を見なさい!」
と、いきなり人差し指を月に向かって指差されました。

☆私
総裁の真意が読めずに狼狽えましたが、、、
「押忍!」の一言!

☆総裁
「私が、あの月を見ろ、と言っているのに、君も皆んなも、私の指先を見るんだよねぇ、ダメだねぇ、君は〜〜」

☆私
まだ18、19歳の子供である私はさらに総裁の真意が読めなくなってしまい、さらに狼狽えながらも、、、

「押忍! 失礼しました!」の一言!

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昔ながらの武術家、武道家である大山総裁は、稽古や修行の仕方、方法についての答えを明確には教えてはくださりませんでした。

勿論、ヒントはくれますが、答えまでは決して教えてはくださらないのです。

「教えない、教え」

私が身近で拝見させて頂いていた限りでは、
総裁は人によって全部、話す内容や指導の方法を変えていらっしゃった様に思います。

「人を観て法を説け」のごとく、、、

50歳になった今、考えますに、
私の様な性格のものには、総裁の「教えない教え」は最良の御指導方法でありました。

上記の月のお話し、現段階での私の解釈は、、、

「私(総裁)を目指すな、目標とするな、、、私(総裁)が目指した所、私(総裁)が目標とした所を学びなさい、稽古しなさい!」

と私なりに考えております。

極真の道は果てしなく遠く厳しいです、、

死ぬまで、日々、修行、稽古ですね!

押忍           石黒康之

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「頭は低く、目は高く、口慎んで、心広く、孝を原点として、他を益する」

極真精神    大山倍達総裁

教えない、教え

自分の国、自分が愛さなかったら、誰が愛してくれるんだ

「自分の国、自分が愛さなかったら、誰が愛してくれるんだ!」
大山倍達総裁

まもなく大東亜戦争終戦(敗戦)から75年、、、

そして2020年(令和2年)、まさかの、想定外な、コロナ騒動、、、

現状のマスコミ報道や日本人(勿論、私も含めてです)の行動や言動を観ておりますと、見事に戦後のGHQによる3S政策などの各占領政策が成功してしまった様にしか観えません。

「今に日本(日本人)が日本(日本人)でなくなってしまうぞ!
君たちが、万が一、将来、極真の道場を持つ事になったら、日本(日本人)の最後の砦となって日本(日本人)を、日本精神を取り戻せ!」
大山倍達総裁

晩年の内弟子である私たちに、総裁は極真空手稽古法だけでなく、これからの世界情勢や戦前の日本(日本人)のこと、日本人論、精神論を事あるごとにお話ししてくださりました。

そして、2020年(令和2年)、、、

ひょっとしたらアメリカも失敗したと思っているかもしれませんね、、、

本当の敵はどこだったんだと、、、

こうなったら明治維新の原動力となった寺子屋や剣術道場の様に、草の根的に自力で日本(日本人)が復活するしかないのかもしれませんね!

押忍             石黒康之

自分の国、自分が愛さなかったら、誰が愛してくれるんだ

コロナが教えてくれるもの

コロナ騒動が、私自身の弱い心、嫌な心、いい加減な心、私自身の本性を炙り出してくれる、、、

内弟子時代、人間が追い詰められると、その人間の本性が炙り出されてくるのを嫌というほど観てまいりました。
(勿論、自分自身も含めてです。)

また、支部長となり、調子が良い時には様々な人たちが寄り集まって来て、悪くなると波が引く様に人が去っていく経験、、、人間の怖さも自分なりに経験致しました。

どうやら、相当な長期戦となりそうなこのコロナ騒動、、、

コロナ自体の実体がどうのこうのなのではなく、
社会全体に与える影響は相当大きなものとなりそうです。

この機会を活かし、弱い、嫌な、いい加減な自分自身の本性としっかりと向き合い、受け入れ、今一度、内弟子時代を思い出し、大山総裁のご指導を思い出し、己自身の向上に努めて参ります。

押忍              石黒康之

コロナが教えてくれるもの

プール

本日、午後からは、コロナ対策を万全にし(自宅から水着で出かけ水着で帰るなど、、)浜松市内の公営プールで子供たちと涼を楽しんで来ました。^ ^

と、同時に室内25mプールで何本か泳ぎ息上げの稽古もして参りました。

コロナ禍で大変な中、公営プールを開いて頂いている浜松市に感謝申し上げます。

ありがとうございました!

押忍^ ^

プール

極真空手一本で生きていく

「井の中の蛙、大海を知らず、されど天の青さ(深さ)を知る」

少年部時代より、極真空手一本で歩んで参りました、、
そして、これからも極真空手一本で日々稽古に精進して参ります。

若い頃(20代、30代)は、石黒は世間を知らない、とよく揶揄われ、、、
悩んだ挙げ句、様々な経験もし、自分なりに苦く辛い思いも致しました。

40代の10年間、自分なりに暗中模索の状態を繰り返し、、、

50代に入り、やっと私にとって「極真空手一本」で生きていく、という覚悟、選択肢は間違いではなかった、と信念へと変わりました!

皆様、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

いつも本当にありがとうございます。

押忍          石黒康之

極真空手一本で生きていく

目は口ほどにものを言う

コロナ前(Beforeコロナ)は、普段、他人と話しをする時、相手の口元や表情全体を察知して会話をしておりました。

しかし、コロナ禍となり、マスク着用か常識?となってしまった今、相手の目を見ながら、会話をする事が非常に多くなりました。

「目は口ほどにものを言う」

極真空手の組手稽古の時でも、相手の目をしっかりと見ていれば、相手が次にどう動いて来るのかが手に取るようにわかる様に、、
マスク姿での会話も相手の真意がどこにあるのかが手にとる様に分かってくるものですね!

ある意味、これも、コロナの副産物かもしれません、、、(^^)

コロナ騒動がここまで来てしまった今となっては、
逆にコロナを活用して、全ての物事を良い方に良い方に変えてしまおうと考えております。

私にとって、このコロナ騒動からの「気付き」は色々な意味でかなり大きな気付きとなっております。

押忍^ ^

目は口ほどにものを言う

月次決算

本日、月次決算日

より良い道場運営が出来るようがんばります!

押忍^ ^

月次決算