武道教育

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私の原点である「わがカラテ 武道教育」(講談社)

今一度、師の教えを読み返しております。

押忍                                 石黒康之

親子で極真空手 「 無言の教育」

https://ameblo.jp/kyokushin-haneda/entry-12385086837.html

実は私石黒の父親も今から約40年程前、私が極真会館に入門後程なくして極真の道に入門致しました。
(当時の極真で3級の緑帯まで取得)

(当時40年程前の極真空手。
道場内での決まり事は現在の比ではなく絶対であり、
親子であろうが少年部であろうが先に入門した方が先輩、
親父も道場の中では私の事を先輩としてしっかりと立ててくれておりました。)

当時地方支部とはいえ約40年程前の極真空手道場、
現在とは確かに厳しさが厳かさが段違いに違っておりました。
(あの当時の極真を知っている大先輩方なら首を大きく縦にに振っていただける事実であると確信致します。)

勿論、
組手に於いてもサポーターなど一切なく、
一緒に稽古をしている私の目の前で、
親父は汗みどろ血まみれになりながら稽古を続けておりました。

(時には私の目の前で悶絶して苦しんで倒れている親父の姿を何度も見ました。)

その親父の壮絶な姿を見ながら感じながら、
いわゆる極真 少年部時代を私は過ごしたのであります。

(今現在の極真空手道場しか知らない方は信じられないかも知れませんが、
当時の極真では少年部は単なるお飾り、
道場には私の他に1〜2名の少年部が在籍しているに過ぎませんでした。)

そんな状態で親父と一緒に汗をかき毎回毎回の稽古をこなしておりました。

賛否両論あるとは思いますが、

そんな親父の後ろ姿を見せる「無言の教育」方法

いまこの歳(48歳)になって果たして私に出来るのだろうか?、と日々自問自答を繰り返しております。

実は私の親父は教育者(高校教師、現在は定年を迎えております)であります。

皆様におかれましては随分と私が熱心に教育されたとお思いになるかもしれませんが、

私の記憶に残る範囲では一度も「勉強しろ」とか「稽古しろ」とか言われたことはありません。

(ただ人の道に外れた事は絶対に許されれませんでした。)

私の記憶に残っているのは、
ただただ汗みどろ血まみれになりながら、
私と一緒に稽古を黙々と続けている親父の後ろ姿のみなのであります。

「後ろ姿を見せる無言の教育」

子育てにおける所の「父親」のスタンスはひょっとしたらこれだけで良いのではないか、とさえ最近考えてしまっております。

(勿論、親父は決してただそれだけで無く、
自分が道から外れそうになる度に現在でも厳しく叱咤してくれ、
力尽くで正しい道へ引き戻してくれております。
ありがとうございます!(^^))

「率先垂範」

使い古された言葉ではありますが身に染みている今日この頃であります。

そういえば、
師匠 大山倍達総裁も私が内弟子時代の3年間、
特別な用事が無い限り週に3回〜4回は現場道場にて稽古を付けて下さいました。

そしてその稽古中、
門下生の誰よりも汗をかき身体を動かし情熱的に稽古をされていたのも大山総裁でありました。

羽田師範、素晴らしいブログをありがとうございました。

心より感謝申し上げます。

親子で極真空手 「 無言の教育」

押忍                           石黒康之

極真会館 審判審議委員会 会議

本日、渋谷にて極真会館 審判審議委員会会議に出席させて頂きました。

さすが渋谷、
駅前では様々な撮影風景に遭遇致しました!(^^)

本日も一日、お疲れ様でした、ありがとうございました。

押忍(^^)

 

 

 

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極真空手本来の稽古

本日の様な梅雨の蒸し暑い日の、
約26、27年前の極真会館 総本部道場一階道場にて、
内弟子同期数名が集まって自主稽古をしていた時の思い出、、、


会館ロビーで内弟子後輩たちの緊張した声が「押忍!、押忍!」と一階道場の中まで聞こえてくる。

(総裁が外出先から会館に戻ってこられた緊張感が一階道場の中まで伝わって来ました。)


そんな緊張感の中、いつもの如く、
総裁が一階道場の引き戸をガラガラガラと勢いよく開けられる。

(当時、大山総裁は外出先から帰ってこられた際や外出される際に一階道場や地下道場で稽古をしている門下生がいると必ず声掛けをされ稽古のアドバイスなどをして下さいました!
総裁がお忙しい時などは、
「いま誰が稽古してるの?」と必ずロビー番の内弟子に門下生の名前を確認されておられました。)


総裁が一階道場をのぞかれ大大大緊張の中、
我々内弟子同期は総裁に対して最大限の声で「押忍!」と挨拶!

と、、その束の間、
私たちがミット稽古をしていたのを見て総裁は大激怒!

「君たち内弟子はそんなミットを使った稽古なんてするな!
私が内弟子稽古で教えている空手本来の稽古をしなさい!
キックの真似事なんてしてどうするのぉー!
バカモン!」と大叱咤!

(総裁は決してミット稽古を否定されていた訳でなく、
極真空手の基礎を学ぶべき内弟子期間(3年間)はしっかりと空手本来の稽古をしなさい!ということだったのだと思います。)

今振り返りますと、
私が内弟子第19期生として修行した3年間、
総裁の稽古でミットを使った稽古を一度たりとも御指導頂いた事はありませんでした。

(また私が修行していた3年間、
当時の総本部の一般稽古でもほとんどミット稽古は行われていなかったと記憶しております。)

もう、毎日毎日、
本当にいつ終わるともわからないくらい延々と続く、
極真空手本来の補強稽古、基本稽古、移動稽古、型稽古、三本組手、一本組手、約束組手、自由組手の稽古のみであったと記憶しております。

(あくまでも、私石黒の拙い記憶であります。間違っておりましたら申し訳御座いません。)

つい先日(2018年6月3日)に大阪にて開催されましたIKOセミコンタクトルールの稽古を深く掘り下げていくにつれ、
改めて空手本来の稽古の重要性、必要性、
また、
空手本来の稽古がいかに大切でキツイ稽古であるのかの気付きを頂き再認識させて頂いております。

松井館長、本当にありがとうございます!

本日、蒸し蒸しと暑い道場での現場稽古指導の中、
内弟子時代当時の記憶がフツフツと蘇ってまいりました。(^^)

押忍! 石黒康之

***

このシリーズ、
あくまでも私石黒が極真 総本部 内弟子 第19期生として過ごした3年間のみの体験、経験をもとに書かせて頂いております。

全国、全世界中におられます優秀な極真 師範、諸先輩、諸後輩の皆様におかれましては、
私が体験した3年間の拙い経験として受け流して頂けましたら幸いであります。

皆さま、本当にいつもありがとうございます。

今後とも御指導の程を何卒宜しくお願い申し上げます。

押忍! 石黒康之

 

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