一隅を照らす

一隅を照らす

一隅を照らすもので私はありたい

私の受け持つ一隅が

どんなに小さいみじめな

はかないものであっても

悪びれず

ひるまず

いつもほのかに

照らして行きたい

                     田中良雄(住友電工中興の英主)