極真精神

極真精神

威張っちゃいけない、舐めらちゃいけない!

威張るのは絶対にいけないが、舐められるのはもっといけない。

舐めらる人生なんて絶対に送ってはいけない。

押忍
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「極真精神」
頭は低く、目は高く、
口を謹んで、心広く、
孝を原点として、他を益する。

大山倍達総裁
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以下、誠に僭越ではありますが、
私(石黒)なりのあくまでも個人的な極真精神の解釈ではありますが記させていただきます。
(我が子や道場で幼少年少女部の子供たちに説明している時と同じ感じで記させて頂いております。)

☆「頭は低く」
頭を低くとは、、
やたらに頭をペコペコと下げ卑屈になり、自分を卑下する事とは絶対に違うんだぞ、
常に謙虚であり寡黙であり、そして絶対に威張るな!
極真をやって強くなって自分が偉くなったと絶対に勘違いするなよ!

☆「目は高く」
謙虚であり寡黙であると同時に常に「志」を高く高く持つんだぞ。
そして絶対になめられるな!
口に出す必要はないが自分の見るところ(志・目標)を常に高く高く持ち続けるんだぞ!

「口を謹んで」
悪口、愚痴、不平、不満、泣き言、文句などを絶対に口にするな、口に出すな!
余計な事をベラベラと喋るな!
「沈黙は金」という言葉があるくらいなのだから、、、

「心広く」
どんな事でも許す事ができる広い広い優しい心を持つんだぞ!
本当の意味での優しさは「覚悟と強さ」から出てくるものなんだぞ、
自分自身が覚悟を決め強くなって余裕がなければその優しさは「偽善の優しさ」になってしまうよ、
人間、確かに絶対に許せない事もある。
そんな時は、その許せない自分だけは許してあげなさい。
限られた「短い人生の時間」を下らないヤツらにとらわれて生きるのは勿体ない、
そんなヤツらからはサッサと距離を置いて逃げ自分の人生を生きていきなさい、
逃げることは悪いことでも何でもない、
逃げるのは一番の兵法でもあるんだから、、、

「孝を原点として」
孝とは親孝行の孝
どんな親であれ自分をこの世に生んでくれただけで感謝しなくてはいけないよ、
お父さんとお母さんがいなければ間違いなく、
今この世の中に自分は存在していないんだから、、、
親孝行する人間が家族を大切にし、組織を大切にし、地域社会、国家、地球、世の中全てに忠誠を尽くす事が出来るよ、一事が万事なのだから、、
「親孝行が全ての原点」
一つの考え方として、
「自分の親は自分で選んで生まれて来た、
親はその自分の子供に選ばれてその子の親になる。」
心の底からそう思え確信出来た時に初めて自分自身のレベルも悟る事が出来、
納得して親子関係を受け入れる事が出来るのではないのだろうか、、、(蛙の子は蛙)

「他を益する」
人間がこの世に生まれてくる意味目的は、
「自分自身(魂)を鍛え向上させ、
世のため人のためになる事をするため」ではないのだろうか、、、
人間にとっての最高の喜びは、他人を喜ばせ感謝された時。
「他人のためは、自分のためとなり、自分のためは、他人のためとなる。
(個は全体であり、全体は個である。)」

自分の事だけにしか喜びを見出す事が出来ず、
それを嬉しい楽しい、と感じるうちはまだまだ成熟していない未熟な人間(魂)なのではないでしょうか、、、

「人間は他人を喜ばせ感謝される事が一番嬉しいし、たのしい。
(人間は他を益する事が一番嬉しいし、たのしい。)」

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以上、誠に僭越ではありますが極真精神を自分の子供たちやいつも道場で幼少年少女部の子供たちに説明している感じで解釈記させていただきました。

あくまでも個人的な見解であり今現在(50歳)の自分には正しいかどうかは全く分かりませんが、
少なくとも私が実体験として経験した事からの解釈見解であります。
間違いも多々あるとは思いますがお許し頂けたら幸いです。

皆さま、いつも本当にありがとうございます。

今後とも御指導御鞭撻の程を宜しくお願い申し上げます。

ありがとうございました。

押忍               石黒康之

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