春の肌寒い夕方の想い出

春の肌寒い夕方の想い出

今から、約30年前の極真 内弟子修行時代
春の肌寒い夕方の想い出、、、

***
何かのお供で事務長(大山総裁の奥様)と池袋の街をご一緒に歩かせて頂いた時

偶然、街の片隅に乞食(ルンペン、今でいうホームレス)の方の横を通り過ぎた後に、、、

「石黒くん、総裁はね、、、
困った人達をみると黙っていられなくなっちゃうのよ、

ある時ね、
今日みたいな肌寒い日に薄着で寒そうなルンペンにね、
自分が着ていたセーターを脱いで、
そのルンペンに着せてあげちゃうのよ、、、

わたしが肌着一枚にになった総裁に、
あなた寒くないんですか?、と聞くと、、、

私は鍛えているから大丈夫、
平気だよ、
と答えるのよ、、、

(本当は総裁が寒そうに見えたそうです。)

あなた達、極真の内弟子はね、
困っている人達の味方、弱者の味方になるのよ、、、

総裁の下でしっかりと学びなさいよ、、、」

と、、、、

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本日、蒲郡道場の指導が終わり、
肌寒い道場にてフッと思い出した約30年前のエピソードでした。

いつもお世話になり本当にありがとうございます。

皆さま、今後とも宜しくお願い申し上げます。(^^)

押忍 石黒康之春の肌寒い夕方の想い出 春の肌寒い夕方の想い出