飛び蹴り

飛び蹴り

極真 ボール蹴り(飛び蹴り)稽古
(当時の総本部道場では下から1m90㎝・2m10㎝・2m30㎝のボールが取り付けられておりました。)

当然ながら、ボールが蹴れたから競技会(試合)で勝てる訳ではなく、、

では、何故、大山総裁はボール蹴りをしつこいくらい稽古させたのか、、

小さい的に当てることによっての技の正確性の鍛錬
跳躍力の鍛錬
柔軟性の鍛錬
常に高い目標位置へ技を繰り出す事によって得る事ができる身体操作の鍛錬、、etc、、、

要は、極真空手の技術を習得する前段階での根っ子、幹を育てる為の稽古であるのだと思います。

脳裏に浮かぶのは、私18歳の内弟子新寮生の時、
第4回世界大会を制した(第4回世界チャンピオン)翌年の松井館長(当時 先輩)のボール蹴りの凄さです。

実際に見たものでないとその凄さは伝わらないと思いますが、全てが完璧に揃い、もうこの世のものとは思えない、身の毛もよだつ程の衝撃を受けたものでした。

私自身、周り道ばかりしてきてしまいましたが、
「まだまだこれから、いまからここから」の気概を持って日々の鍛錬、稽古に励んで参ります。

押忍!

極真空手