豊川市牛久保小学校護身術教室

豊川市牛久保小学校護身術教室

5月21日(土)に豊川市牛久保小学校にて極真空手護身術教室が行われました。この護身術教室は、豊川道場準指導員の米津和希くんが小学3年生の時に在学中の牛久保小学校より「昨今の不審者による連れ去り事件や児童が巻き込まれる事件などで騒がれていた時期でもあり、極真空手を通じ子供たちに護身術の技術や心得指導していただきたい」と要請があった事から始まりました。
辻田師範代が指導、豊川道場の米津準指導員と気賀道場の布施諒治初段が補佐を努めました。参加者は5年生の2クラス70名と保護者合わせ100名。 片手をつかまれた場合・両手をつかまれた場合などの対処法を2人一組で実際に実技をしました。
最後に布施初段の型「撃砕小」と米津初段による中段回し蹴りでのバット折り(持ち手は一人、グリップを両手で持ち、上部は支え無しの状態から)を披露し大歓声の浴びました。 参加した5年生の中から15名が試し割りに挑戦、大盛況の内に終了しました。 護身術教室の中で「不審者・犯人は捕まりたくないのです、狙う相手は決まっています。防犯の観点から<空き巣に狙われる家>と<護身術>は同様です。

豊川市牛久保小学校護身術教室

1:狙う相手=華美で派手な人、空き巣なら、入り安そうな家。
2:狙いやすい相手=騒がれない相手、暴れない人。空き巣なら植え込みや塀で犯行が見えにくい家。
3:襲い安い場所=暗い場所、人影が少ない場所、空き巣なら路地裏で四方八方に逃げ道がある場所です。「君子危うきに近寄らず」の言葉にもあるように、「常日頃から自分が不審者に近寄らない心がけ」が、まさに武道の心得といえるでしょう。

空手を習ったからと言っても、子供が大人に対処するのは困難です。最大の護身は大きな声を出すことです。 ですが、いざというときになかなか大きな声を出せるわけではありません。今日は空手の中で大きな声を出す・元気をだす事を言いましたが、学校でも普段から大きな声でやってください。 普段から出来る人はイザとなったときも出来ます。と伝えました。