自分で自分の投稿をシェアして恐縮であります。

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以下のこの自分の投稿を後から何度か読み返してみて思ったのですが、
内弟子の諸先輩方や後輩の皆様にも共通して同じ教えを総裁が説かれていたということは、
実は総裁は、

「指導ではなく号令をかける。(=自身の稽古を門下生と一緒にする、汗をかく)」

この事をご自分に言い聞かせ続けながら稽古を付けて下さっていたのではないのか、と思うのです。

あくまでも個人的見解ですので見当違いではあるかと思いますが、

本心は弟子をとるという気持ちよりも、
ご自身がどこまでも強くなりたい気持ちでいっぱいであったと思うのです。

よく総裁は、
「私は一武芸者として一生を終えたかった。」

「宮本武蔵先生の様に生きたかった。」

「1000人の弟子よりも一人の強い弟子がいればいい。」

などのお話を朝礼や内弟子稽古の中でお話しされておりました。

と、いう事は少なくとも私が総本部に在籍していた三年間の内弟子稽古(毎週木曜日)、黒帯研究会(毎週金曜日)、補習科稽古(毎週土曜日)、茶帯研究会(毎週日曜日)、
の週四日の総裁直伝の稽古の時は指導をされているというよりは、
ひょっとしたら総裁はご自身の稽古をされていて私たちに、
その「真を極める」という姿勢、
極真の本当の姿を背中で見せて学ばせてくれていたのではないか、と思うのです。

(実際にその反復に次ぐ反復の量の稽古は半端ありませんでした。
手技の回転移動稽古の一つの動作や五本蹴り、三本組手などの一つ動作を延々と各々一時間以上やり続け繰り返すのは当たり前でありました。)

総裁はよく、
「世の中に極意などそんなものはない、極意は自分で掴むものである!」と仰っておられました。

あくまでも個人的見解でありますので的外れとお叱りを受けてしまうとは思いますが、
何卒お許しを頂けたら幸いであります。

総裁が命をかけて後世に遺してくださった、
極真空手の稽古体系(準備運動、基本、移動、型、三本組手、一本組手、約束組手、各鍛錬法などなど、)
また、
道場訓、極真精神、極真理念、総裁座右の銘11箇条などの極真哲学を尊守して日々努力精進して参りたいと思います。

押忍                        石黒康之

☆☆☆
ある日の極真会館 総本部道場 二部稽古終了後、総裁室に稽古報告に出向いた時のお話し、、、
(私が内弟子三年目の初段黒帯の時のお話しです。)

「君ぃ、汗をかいてないじゃないか!

君が指導なんかしちゃだめだよ、

君はただ号令をかけるだけなんだよ、

一緒に身体を動かして誰よりも汗をかかなくちゃダメじゃないか!

だから君は強くならないんだよ!

バカもん!

君は、ダメだねーー」

大山倍達総裁
「実践なくんば証明されず、証明なくんば信用されず、信用なくんば尊敬されない」

押忍!

☆☆☆☆☆

怒るんじゃなく

叱るんじゃなく

一緒に行い

一緒に教え

一緒に育つ

押忍                         石黒康之