押忍
押忍
約30年前のある日の極真会館 総本部道場での思い出
(私が内弟子三年目のある日の二部稽古時間)
黒帯の諸先輩方がどなたも居らず、
僭越ながら私が二部稽古の号令をかけさせて頂いていた時、
いつもの通常通り極真準備運動、基本、移動、型、三本組手、約束組手、自由組手と稽古を進め最後にミット稽古を行なっておりました。
そんな折り、
大山総裁が外出先から帰館され二階道場を覗かれて一喝!
「君は何で空手の稽古をしてないんだ!
ここは空手道場なんだよ、キミー!
ミットなんてキックの真似事をしてたらダメじゃないか!
ミット片付けて、しっかりと空手の稽古をしなさい!
わかったーー、バカモン!
しかし、キミは駄目だねーー、、、」
当時は総裁の真意の程が何処にあるのか理解出来ませんでしたが、
この歳(49歳)になり、
おぼろげながらではありますが、
総裁の伝えようとしていた意図するところが若干ではありますが解りかけてきた様な気が致します。
皆様、本日も一日、宜しくお願い致します。
いつもありがとうございます。
押忍 石黒康之
本日、極真 浜松三方原道場にて師範代の追悼稽古(三方原道場最終稽古)をおこないました。
本当に沢山のお弟子さん達が集まって下さり、
師範代もさぞかし喜んでくれているであろう事が手に取るように分かりました(^^)
明日は浜松三方原道場から浜松半田道場への移転引越し作業をおこないます。
(賃貸契約とお稽古の関係上どうしても10月最終末の土日と重なってしまい、
この週末東京で行われている第50回全日本大会を欠席せざるを得ない状況になってしまいまして大変申し訳御座いませんでした。
また快く欠席のご許可を頂きまして本当にありがとうございました、心より感謝申し上げます。)
本日も一日、お疲れ様でした、本当にありがとうございました。
押忍 石黒康之
本日は幼年部から夜の合同部まで終日、
極真 静岡西遠支部 湖北分支部 浜松三方原道場の指導に入りました!
本日も一日、お疲れ様でした、ありがとうございました。
押忍!
オス(^^)
「武の道においては千日を初心とし
万日の稽古をもって極とす」
大山倍達総裁
「千日の稽古をもって鍛とし
万日の稽古をもって錬とす」
宮本武蔵先生
「鍛錬」
「鍛」には千日(約3年)を要し、
「錬」には万日(約30年)を要する。
***
地元浜松の高校を18歳で卒業し、
東京池袋の極真会館 総本部 内弟子 若獅子寮に入寮し本格的な極真空手修行が始まってから早丸30年が経ちます。
(現在48歳、この9月に49歳となります。)
18歳からの大山倍達総裁の内弟子修行期間が3年(約1,000日)
「初心・鍛」
それから紆余曲折ではあったものの30年(約万日)
「極・錬」
何とか一つ事を続けて来ることが出来た、と自己満足ではありますが感慨深いものがあります。
また、
内弟子1年目の時に昭和天皇が崩御され時は平成の世へ、そして平成最後の年(H30)を迎え新元号へ、、、
ただただ続けて来ているだけで中身が何も伴っておらず、
「極・錬」の道には全く程遠く、
自分は今まで何を修行して来たのか、と汗顔の至りであり、反省ばかりであります。
これからも「道」は果てしなく遠く、修行の行先は全く見えておりません。
ここに至り全くの初心にかえり、
果てしのない鍛錬を積んでいかなくてはと内省、反省、自省の毎日であります。
夏が終わるこの時期、
なんだか一人センチメンタルな気持ちになってこの文章を認めさせて頂きました。笑 (^^)
皆様、今後とも御指導の程を何卒宜しくお願い申し上げます。
いつもありがとうございます。(^^)
押忍 石黒康之
自分で自分の投稿をシェアして恐縮であります。
以下のこの自分の投稿を後から何度か読み返してみて思ったのですが、
内弟子の諸先輩方や後輩の皆様にも共通して同じ教えを総裁が説かれていたということは、
実は総裁は、
「指導ではなく号令をかける。(=自身の稽古を門下生と一緒にする、汗をかく)」
この事をご自分に言い聞かせ続けながら稽古を付けて下さっていたのではないのか、と思うのです。
あくまでも個人的見解ですので見当違いではあるかと思いますが、
本心は弟子をとるという気持ちよりも、
ご自身がどこまでも強くなりたい気持ちでいっぱいであったと思うのです。
よく総裁は、
「私は一武芸者として一生を終えたかった。」
「宮本武蔵先生の様に生きたかった。」
「1000人の弟子よりも一人の強い弟子がいればいい。」
などのお話を朝礼や内弟子稽古の中でお話しされておりました。
と、いう事は少なくとも私が総本部に在籍していた三年間の内弟子稽古(毎週木曜日)、黒帯研究会(毎週金曜日)、補習科稽古(毎週土曜日)、茶帯研究会(毎週日曜日)、
の週四日の総裁直伝の稽古の時は指導をされているというよりは、
ひょっとしたら総裁はご自身の稽古をされていて私たちに、
その「真を極める」という姿勢、
極真の本当の姿を背中で見せて学ばせてくれていたのではないか、と思うのです。
(実際にその反復に次ぐ反復の量の稽古は半端ありませんでした。
手技の回転移動稽古の一つの動作や五本蹴り、三本組手などの一つ動作を延々と各々一時間以上やり続け繰り返すのは当たり前でありました。)
総裁はよく、
「世の中に極意などそんなものはない、極意は自分で掴むものである!」と仰っておられました。
あくまでも個人的見解でありますので的外れとお叱りを受けてしまうとは思いますが、
何卒お許しを頂けたら幸いであります。
総裁が命をかけて後世に遺してくださった、
極真空手の稽古体系(準備運動、基本、移動、型、三本組手、一本組手、約束組手、各鍛錬法などなど、)
また、
道場訓、極真精神、極真理念、総裁座右の銘11箇条などの極真哲学を尊守して日々努力精進して参りたいと思います。
押忍 石黒康之
☆☆☆
ある日の極真会館 総本部道場 二部稽古終了後、総裁室に稽古報告に出向いた時のお話し、、、
(私が内弟子三年目の初段黒帯の時のお話しです。)
「君ぃ、汗をかいてないじゃないか!
君が指導なんかしちゃだめだよ、
君はただ号令をかけるだけなんだよ、
一緒に身体を動かして誰よりも汗をかかなくちゃダメじゃないか!
だから君は強くならないんだよ!
バカもん!
君は、ダメだねーー」
大山倍達総裁
「実践なくんば証明されず、証明なくんば信用されず、信用なくんば尊敬されない」
押忍!
☆☆☆☆☆
怒るんじゃなく
叱るんじゃなく
一緒に行い
一緒に教え
一緒に育つ
押忍 石黒康之
ランニング中の癒し^ ^
押忍(^^)