ペルー夏祭り極真空手演武会

7月28日(木)浜松ガーデンパーク会場ステージにて、道場生ペルー人の儀間・ペルシさんの依頼で、急遽決定した演武会に、石黒師範はじめ、職員市川参段、豊橋本部女子部市川美琴1級・中 昭人4級、ユスキカズヤさん、富塚道場狩峰宏行1級・石黒皇潤9級、豊川道場堀田雄吾君、が平日のもかかわらず参加してくれました。
14時に集合し、ペルーの民族音楽や踊り、太鼓の演奏の後、大きなステージの上で沢山の観客の前で基本、型、組手、試し割りの順に演武を披露しました。
石黒師範を先頭に入場後、石黒師範の言葉をペルー語で儀間さんが通訳をしながら、説明。まず全員で基本中段突き、上段受け、手刀横顔面打ち、前蹴りを大きな気合で行いました。
続いて、市川参段の型(征遠鎮)の演武。型の後、少年部石黒皇潤君と堀田雄吾君の組手、女子部・市川1級と儀間ペルシ6級の組手、中4級と狩峰1級の組手と進行しました。
いよいよ極真空手の見せ場の真骨頂、試し割りの演武へと続きます。
まず少年部石黒皇潤君と堀田雄吾君の正拳による板割りを行い見事真二つに。続いて、市川参段による裏拳と中段前蹴りでの板二枚を二方割りで割りました。 女子部市川1級はバットを下段回し蹴りで折り、ブロックを儀間6級が猿臂(ひじ)で、狩峰1級は手刀でそれぞれ見事粉砕しました。
会場の興奮のなか、最後は石黒師範の寸勁瓦15枚割りを決め観客のボルテージも最高潮に。最後は中段突きで締め無事演武を終了しました。
終了後、控え室で休んでいると主催者報道陣からインタビューと写真撮影があり世界中にインターネットで配信されました。
今回は急遽、決定した演武ではありましたが、いつでも、どんな状況の中でも切れのある技を持っていられれるよう、またその技を演武においては、見せることが出来る心構えを常に持って稽古していくことの大切さを実感しました。それには、やはり日々の稽古の積み重ねしかありませんね。極真空手の演武には誤魔化しが効かない所以です。
今回の試し割りは、極真空手の凄さを直に知ってもらえる一番の手段であると改めて実感しました。
競技としての試合も大切ですが、極真空手をたしなむ者として、組手も強い、基本や型も上手い、試し割りも凄い,
全てにおいて凄いと言われるようになりたいと思いました。

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