極真会館 若獅子寮 新寮生(一年目)へ向けての大山総裁のお話し、、
「君たちの気持ちは私はよく分かる。
昔、私も柔道の道場に通った時、
「空手の大山が来た!」と先輩たちに何回も何回も落とされてイジメられたんだよ、、
私、それが、悔しくて、悔しくて、道場からの帰り道に一人で泣いたものです、、
「今は雑草のように踏みつけられても今に見ておれ!」と、
そういった気持ちを持って毎日稽古精進したんです。
それがな、しばらくしたら、君たち、
私が毎日毎日道場に通うものだから、だんだんとその先輩たちが「今日も大山がきた!」と嫌な顔をする様になってきたんです。
それから本格的に柔道の道場に通うようになって半年、、、
「その先輩たちを全員、落としたよ!!」
君たちもそういった気概を持って稽古しなさい!
やれば出来るよ!
悔しかったら強くなれ!」
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本日、何故だか、
内弟子一年目時代(当時18歳)の総裁のこのお話しが脳裏をよぎりました。
ある意味、
「失敗、挫折は人生最大のチャンスである!」
とこの歳(50歳)になって実感できる様になりました。
「困った事は起こらない、それは学んでいる時である。」
「ピンチはチャンスであり、チャンスはピンチである。」
「大変な時は大きく変われる時である。」
良い時も悪い時も淡々と過ごしていけるよう日々の修行(自身の稽古・指導・事務仕事・日常生活)に精進して参ります。
いつも本当にありがとうございます。
押忍 石黒康之